日本からノルウェーのトロムソへの一般的な移動手順と、各予約サイトのURLを以下にまとめます。なお、具体的な料金や所要時間は利用する航空会社、予約時期、為替レートなどにより変動しますので、最新の情報を各予約サイトでご確認ください。
日本からノルウェー・トロムソへの行き方(料金込み)
ノルウェー北部に位置するトロムソは、オーロラ観測や北極圏の大自然を楽しめる人気の観光地です。日本からの直行便はないため、乗り継ぎが必要ですが、適切なルートを選べばスムーズにアクセスできます。以下、日本からトロムソまでの一般的な移動方法を、料金の目安とともに詳しく説明します。
1. 日本からオスロへの国際線フライトを予約
日本からノルウェーの首都オスロ(オスロ・ガーデモエン空港, OSL)への直行便はなく、通常ヨーロッパの主要都市を経由するルートになります。主な経由地は以下の通りです。
- ルフトハンザ航空(Lufthansa):成田/関空 → フランクフルト(乗り継ぎ) → オスロ
- KLMオランダ航空(KLM):成田 → アムステルダム(乗り継ぎ) → オスロ
- ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways):羽田 → ロンドン(乗り継ぎ) → オスロ
- フィンエアー(Finnair):羽田/関空 → ヘルシンキ(乗り継ぎ) → オスロ
✅ 所要時間:15~20時間(乗り継ぎ含む)
✅ 航空券料金:往復100,000~200,000円(時期により変動)
✅ 予約サイト:

2. オスロからトロムソへの国内線フライト
オスロ到着後、トロムソへは国内線で移動します。ノルウェーの国内航空会社であるSAS(スカンジナビア航空)やNorwegian Air Shuttleが運航しており、1日数便の直行便が出ています。
✅ 所要時間:約2時間
✅ 航空券料金:片道1,000~3,500NOK(約14,000~49,000円)
✅ 予約サイト:
オスロ空港は広いため、国内線乗り継ぎの際は時間に余裕を持ち、最低でも1時間以上の乗り継ぎ時間を確保しましょう。
3. トロムソ空港から市内への移動
トロムソ空港(TOS)から市内へは、タクシーまたは空港バス(Flybussen)を利用できます。
✅ タクシー(所要時間:約10分)
- 料金:200~250NOK(約2,800~3,500円)
- 深夜・早朝は割増料金あり(2~3割増)
✅ 空港バス(Flybussen)(所要時間:約15~20分)
- 料金:片道120NOK(約1,700円)、往復200NOK(約2,800円)
- 予約不要、バス内でチケット購入可
- 公式サイト:Flybussen

4. トロムソ市内での移動
トロムソ市内の主要な交通手段はバスです。路線バスが市内各地を結んでおり、スマートフォンアプリやバス停の券売機でチケットを購入できます。
✅ 料金:
- 1時間有効チケット:40~50NOK(約560~700円)
- 24時間チケット:110NOK(約1,540円)
- 7日間チケット:265NOK(約3,700円)
✅ バス情報サイト:
観光目的なら、徒歩でも市内の観光名所を巡ることができますが、寒冷な冬季はバスの利用が便利です。
費用まとめ(概算)
項目 | 費用(片道) |
---|---|
日本 → オスロ(国際線) | 約50,000~100,000円 |
オスロ → トロムソ(国内線) | 約14,000~49,000円 |
トロムソ空港 → 市内(バス) | 約1,700円 |
トロムソ市内移動(バス) | 約560~1,540円 |
往復の費用を含めると、最低でも120,000円~250,000円程度が必要になります。
旅行のポイント・注意点
- 航空券の早期予約を推奨
- 特に冬のオーロラシーズン(11月~3月)は観光客が多く、航空券の価格が上昇するため、早めの予約がおすすめです。
- オスロ空港での乗り継ぎに注意
- EU圏内からオスロ経由で入国する場合、シェンゲン協定の関係でオスロで入国審査が必要になる可能性があります。
- 乗り継ぎ時間が短すぎると国内線への移動が間に合わないため、最低1時間以上の余裕を持つこと。
- 現地の寒さ対策
- 冬のトロムソは氷点下10度以下になることもあり、防寒対策が必須。
- 風が強い日も多いため、防風性能のあるジャケットや手袋を持参しましょう。
- 物価の高さに注意
- ノルウェーは物価が高く、食事代や宿泊費も日本と比べると割高です。
- 節約するならスーパーでの買い物や、ホテルではなくAirbnbを利用するのも一案です。
まとめ
日本からトロムソまでは、オスロを経由するルートが一般的で、最低でも15時間以上の移動時間が必要です。航空券代や現地移動費を含めると、往復で約12万~25万円の予算が必要となります。乗り継ぎの注意点や寒さ対策をしっかりと考慮し、快適な旅を計画しましょう。
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